兵庫県立大学 環境人間学部・研究科

ポリシー(大学院)

環境人間学研究科

Ⅰ 育成する人材像

環境人間学研究科では、次のような人材を育成することを目指す。

  • 環境と人間に関する学際的、融合的なアプローチを通じて、新たな環境創造を担う高度な識見と、環境に関する諸問題を体系的・総合的に分析・解明できる研究力を有する人材
  • 人間学の基本に立ちながら、21世紀の自然環境、科学技術、地域社会、人間、あるいはその関係性はどうあるべきかという視点で考究し、社会のニーズに応える高度な専門知識と問題発見能力を備えた人材

Ⅱ アドミッションポリシー

求める学生像
人間学の基本に立ちながら、社会のニーズに応える高度な専門知識と問題発見能力を身につけることを目指し、環境に関する諸問題を体系的・総合的に分析・解明しようという意欲を有する学生を求める。

  • 環境に関する諸問題に関心を持ち、専門職業人としての基礎的な学問を学び、研究を行う意欲がある人
  • 環境に関する諸問題に対して、より広い視野、高度な知識、鋭い先見性をもって、体系的な問題発見・分析能力、および技術を身につけることを目指している人
  • 環境に関する諸問題に対応する方策を具体的に考察し、知的好奇心を持って積極的・活動的に取り組む行動力がある人
  • 環境と人間の相互作用として、人間の健康や文化の多様性を探求し、環境共生社会の実現に向けた具体的な方策を考えようとしている人

Ⅲ ディプロマポリシー

下記の能力を身につけた学生に学位を授与する。

  • 博士前期課程:諸専門の知識や情報を組織して問題解決に向かう研究態度を身につけている。
  • 博士前期課程:社会のニーズに応える高度の専門知識と総合的、実践的な問題発見・解決能力を身につけている。
  • 博士後期課程:環境人間学の学理と方法論をさらに深く科学的に考究できる能力を身につけている。
  • 博士後期課程:環境と人間のあり方を正しく理解し、環境に関する諸問題に対して総合的、創造的な視点から対処しうる高度の研究能力を身につけている。

Ⅳ カリキュラムポリシー

以下の能力を身につけた学生に学位を授与する。

  • 博士前期・後期課程ともに、環境創造を担う高度な識見と、環境に関する諸問題を体系的・総合的に分析・解明できる研究力を身につけるために、指導教員による少人数指導を通じた綿密、かつ独創的な研究指導を実施する。
  • 博士前期課程の1・2年次には、人間環境・社会環境・共生博物の各部門の専門科目を通じて、従来の学問領域の枠にとらわれない幅広い知識について学ぶために、リサーチトレーニング科目(研究方法論、サイエンス・プレゼンテーション)、フィールド特別演習(兵庫県環境研究センター、福祉のまちづくり研究所等)、および人間環境・社会環境・共生博物の各部門の専門科目を提供する。
  • 博士前期課程の1年次には、専門とする研究領域の基礎的知識、およびその研究方法論について指導教員より学ぶために、特別ゼミナールⅠ(A)、特別ゼミナールⅠ(B)、特別ゼミナールⅡ(A)、特別ゼミナールⅡ(B)、特別実験(A)、特別実験(B)、特別フィールド研究(A)を提供する。
  • 博士前期課程の2年次には、専門とする研究領域の応用的知識、およびその研究方法論について指導教員より学ぶために、特別研究(A)、特別研究(B)、特別フィールド研究(B)、特別フィールド研究(C)を提供する。
  • 博士後期課程では、次世代における環境学、人間学分野における指導的人材にとって必要な専門的知識、およびその研究方法論について指導教員より学ぶために、環境人間学特別演習、環境人間学特別研究、産学連携実践講義を提供する。
  • 博士前期・後期の両課程を通じて、姫路環境人間キャンパス、自然・環境科学研究所(人と自然の博物館、西はりま天文台、コウノトリの郷公園、森林動物研究センター)をベースとして、県全体を学習の場とする新たな学問的知見について学べる機会と場を設置する。

学位論文の審査基準

兵庫県立大学大学院環境人間学研究科
令和2年4月1日

兵庫県立大学大学院環境人間学研究科は、ディプロマポリシーを踏まえたうえで、以下の観点で学位論文の審査を行う。

1. 博士前期課程における修士論文審査基準と手続き

(1)修士論文審査基準

  • ①環境人間学を追求する各専門分野の理論または研究課題を総合的、創造的に探究したものであること。
  • ②研究課題の論証および論証に用いられた手法が適切であること。
  • ③研究の素材となるデータの信頼性、独創性、及び客観性が担保されていること。
  • ④研究手法において、研究倫理上の問題がないこと。
  • ⑤論文形式において不備がないこと。

(2)申請条件

  • ①修了要件となる在学年限を満たしていること。
  • ②本研究科規程に定める授業科目を修め、所定の単位数を修得または修得見込みであること。
  • ③中間発表を終えていること。
  • ④指導教員の承諾を得ていること。

(3)手続き

  • ①申請者は、定める期日までに修士論文及び論文概要を提出する。
  • ②申請者は、論文審査発表会において発表し、口頭試問を受ける。
  • ③修士論文、発表内容、口頭試問結果をもとに判定を受ける。
  • ④申請者は、定める期日までに修正した修士論文と論文概要を提出する。
  • ⑤論文審査主査、副査による最終承認と論文審査報告書の提出を経て、承認を受ける。


2. 博士後期課程における博士論文審査基準と手続き

(1)博士論文審査基準

  • ①環境人間学を追求する各専門分野の理論または研究課題を探求したものであること。
  • ②研究課題の論証および論証に用いられた手法が適切であること。
  • ③研究の素材となるデータの信頼性、独創性、及び客観性が担保されていること。
  • ④研究手法において、研究倫理上の問題がないこと。
  • ⑤論文形式において不備がないこと。
  • ⑥学術的かつ社会的意義を有すると認められるもの。
  • ⑦論文は、当該領域において体系化された学術論文(公表済み、もしくは、印刷中、採択済みであること)を主とする、1報以上の論文を含む学術研究であること。必要論文数は、当該学術領域の特徴を踏まえて判断される。

(2)申請条件

  • ①修了要件となる在学年限を満たしていること。
  • ②本研究科規程に定める授業科目を修め、所定の単位数を修得または修得見込みであること。
  • ③中間発表を終えていること。
  • ④長期履修者においては、長期履修短縮該当見込みであること。
  • ⑤満期退学者においては、研究指導認定退学の翌日から1年以内に審査終了見込みであること。

(3)手続き

  • ①申請者は、定める期日までに博士論文と要旨を予備審査願と共に提出し、博士論文予備審査委員会の審査を受ける。
  • ②予備審査承認後、申請者は論文を修正し、定める期日までに博士論文及び要旨を提出する。
  • ③申請者は、博士論文審査会・公聴会おいて発表し、口頭試問を受ける。
  • ④博士論文、発表内容、口頭試問結果をもとに博士論文審査委員会の審査を受ける。
  • ⑤申請者は、定める期日までに修正した博士論文と要旨を提出する。
  • ⑥論文審査主査、副査(外部審査委員を含むことがある)による最終承認と博士論文審査報告書提出を経て、承認を受ける。

■環境人間学研究科規程