重要なお知らせ

令和3年4月27日

兵庫県立大学学生の皆さんへ(17)
~社会の危機を救うのは皆さんです!第3次緊急事態宣言の下で~

兵庫県立大学
学長 太田 勲

 新型コロナウイルス感染症拡大の防止に向けて、兵庫県等4都府県に対して3度目の緊急事態宣言が発令され、4月25日から5月11日までの間、兵庫県全域が緊急事態措置実施区域に指定されました。この間、県下全域の飲食店を始め多くの大型商業施設や文化施設、スポーツ施設、娯楽施設等が臨時休業を余儀なくされており、当該事業者はもちろん、多くの関連業者を含めて多大な損害を被ることになります。また、交通機関や宿泊施設、旅行業者等各種の観光産業へのダメージも計り知れないものがあります。

 社会経済活動の中で大きなウエイトを占める消費活動が、このように一時的とはいえ大きく停滞することは、我が国の社会経済全体に悪影響を及ぼすことは言うまでもありません。この停滞が長引けば長引くだけ、また繰り返せば、繰り返すだけ、事業者等を直接支援したり、事業活動環境を整備したりするための大規模財政出動が必要となってきます。ただでさえ先行きを危惧されている巨大な財政赤字がさらに進行して、日本が経済危機に遭遇する可能性を排除できなくなる虞があります。このツケは未来の日本を担う皆さんの肩に懸かってきます。

 他方、この社会的危機を回避できるのも皆さんを含めた若者の肩に懸かっています。この一年余りの経験から、感染防止意識をしっかり持った活動、交流からは感染は拡大していません。多くは、気の置けない家庭内やマスク未着用による集団での近接会話や飲食、カラオケ等で感染しています。現在は感染力の強い変異株が主流となってきており、若者の感染者も増えてきています。それに伴い、若者の重症化や若者を起点とした感染拡大などが懸念されていますが、このような状況の中でも、一部で目を覆いたくなるような行動が散見されます。

 一人の無分別な行動が多くの人を巻き込みます。坂下副学長(兼学生部長)の皆さんへの心からのお願いに関する動画をしっかり視聴してください。対面からオンライン授業への転換と課外活動禁止の苦渋の決断に対する皆さんの理解と重要な遵守事項について真摯に訴えています。一人ひとりが感染拡大の防止に向けた強い意識を持って、自分の行動を律することが強く求められます。

 明けない夜はありません。皆さんには、しばらくの間、オンライン授業が増えキャンパスへの入構が制限されますが、極力早期に全面的な対面授業と課外活動が再開できることを望んでいます。兵庫県立大学の学生としてのプライドと社会の一員としての責任感を強く持っていただき、全ての学生諸君がこの危機を救うために良識と節度のある行動をとるよう強くお願いします。

緊急事態宣言にあたり、あらためてのお願い必ず守っていただきたいこと(再生時間 02:17)
   
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