重要なお知らせ

令和2年6月15日

兵庫県立大学学生の皆さんへ(5)
~平常授業へ向けて一歩前進します~

兵庫県立大学
学長 太田 勲

 COVID-19の感染状況は、アメリカや南米ではまだまだ予断を許さない状況ですが、日本では東京などの一部を除いて沈静化しつつあります。関西では最近の新規感染者数はほぼ0に抑えられており、兵庫県においては一ヶ月近く新規感染者が出ていません。これを受けて、兵庫、大阪における社会経済活動の自粛要請もほぼ全面的に解除され、社会は一気に平常時に向けた動きが加速化しています。しかし、まだ治療薬やワクチンが開発されていないという現状を考えれば、社会全体に慎重な行動が求められます。

 本学は、大学の社会的責務として、第2波の感染拡大を警戒しながら、社会全体を俯瞰して多角的、科学的視点から平常時の大学業務へ戻る道を検討し、その復帰へ向けたステップを策定しております。学生の皆さんに早くキャンパスに戻って来て頂くための方策です。

 既に、6月1日から、それまで研究継続のために特例的に認めていた博士後期課程学生等に加えて、博士前期課程1年生、学部卒業予定者、学部1年生の入構も条件付許可をしています。本日(6月15日)からは、各種ゼミナールや実験・実習等の対面授業の実施を可能としましたので、原則全学生がキャンパスに入構できることになります。今回、新たに措置した内容を付け加えて下記に示しています。

 学生の皆さんは、Web授業を中心に勉学に励まれていることと思いますが、その一方で長い活動自粛に伴う単調な学生生活に、もどかしい日々を過ごされていることと思います。しかし、このような困難な時期だからこそ、事態を冷静に見つめ、その根底にあるものを看破し、今なすべきこと熟考して、有意義なエポックとすることが皆さんの将来の成長に繋がっていきます。本学の学生としてのプライドをしっかり持ち、自己研鑽に努め、社会の安全安心に繋がる責任ある行動を積極的にとるようお願いします。

 なお、皆さんの中には、この間、様々な形で大きな経済的打撃を受けられ、学業の継続に支障をきたしている方もおられるのではないかと心配をしています。本学に入学された皆さんには、是非学業を最後まで続けて頂きたいと強く願っています。そのため、入学金と授業料の減免制度の拡充の他に、教育研究補助や教育環境整備支援等に従事することで収入を得られる学生活用制度の整備など各種経済支援策を拡充強化しました。大学ホームページに、それらの内容について詳しく掲載していますので、これらの制度を積極的かつ有効に活用するようお願いします。

  • 入構
    原則禁止。但し、対面授業実施日(特別登校日を含む)、研究活動等に限り学部長・研究科長が入構を許可(学部等ごとの対応が異なる)。
  • 授業
    原則オンライン授業を継続。特に対面による実施が求められる各種ゼミナール、学生実験、実習、演習、学部1年生に対するオリエンテーション等は、部局(学部/研究科)の決定に基づき実施を認める(感染防止対策等により、学部等ごとの対応が異なる)。
  • 研究
    感染が発生している地域や全ての病院等における研究活動を除いて、全ての研究活動を認める(学部4年生以上(卒業予定者)、博士前期課程1年生は、指導教員の在室を条件とする)。
  • 実習等
    自然等を対象とする時期的必然性のある研究に関するフィールドワーク、および外部機関と連携する国家資格等に必須の実習、フィールドワークは指導教員の同道を条件に認める。上記以外の実習・フィールドワークは指導教員の同道を条件とし、かつ人数制限等で三密を避けるなど必要な感染防止対策を講じた上で部局長の許可により実施を許可。但し、宿泊を伴う活動、および県外で実施する活動は不許可。
  • 課外活動
    個人による活動で、身体的距離の確保が可能であり、身体的接触がなく、かつ向かい合っての発声等を伴わないクラブ活動は、全学学生部長の許可により実施を認める。
  • 県大バス
    条件付き運行。

以上

   
ページ先頭へ戻る