重要なお知らせ

令和3年7月12日

兵庫県立大学学生の皆さんへ(19)
~まん延防止等重点措置の解除にあたって~

兵庫県立大学
学長 太田 勲

 兵庫県に適用されていた「まん延防止等重点措置」が解除されました。しかし、隣の大阪府では同措置は延長されており、東京都では4回目の緊急事態宣言が発令されるなどCOVID-19収束の見通しは難しい状況です。宣言の下で、オリンピック、パラリンピックを開催しなければならないという異常事態を迎えています。世界の耳目が日本に集まる中、オリンピック競技に加えて、コロナに立ち向かう我々の日常生活や取組が様々なニュースとなって世界を飛び回るものと思われます。感染防止に向けた日本社会の覚悟を明確なメッセージとして発信したいものです。その一つとして、若い人たち、とりわけ学生の皆さんの知性的で節度ある学生生活・日常生活が重要となります。皆さんに、今しばらく明るい出口が見えるまで良識ある行動をお願いする所以です。

 さて、前期日程も終わりに近づき、これから定期テストが始まり、その後には夏期休暇が続きます。コロナ禍とオリンピック・パラリンピックの喧噪の中での試験勉強は大変ですが、このコロナ禍を奇貨として、不要不急の外出を控え、勉学に集中して自分の能力を大きく伸ばして下さい。皆さんの学力がブレークスルーするチャンスかも分かりません。結果として、定期テストで良い成績を修められることを願っています。

 夏休み中も、インド型変異株の拡散とワクチン接種のせめぎ合いのようになっている現状では、楽観は許されません。警戒を怠ると政府分科会の専門家の意見のように第5波が押し寄せてくる虞があります。国内でワクチン接種はかなりのスピードで進んできましたが、ここにきて、接種対象者の拡大を急いだためか、職域接種や集団接種で少し混乱が生じています。本学も、少しでも早く学生の皆さんに接種の機会を提供したいと考え、文部科学省等と連絡を取りながら7月10日から一回目の接種を開始する予定としました。しかし、残念ながら、ワクチンの供給が間に合わず延期をせざるを得ない結果となり皆さんに大きなご迷惑をおかけしました。

 感染の拡大防止の切り札がワクチン接種にあることは間違いありません。多くの国民にワクチン接種がいきわたれば、個々人の予防はもとより社会全体で免疫を獲得することができます。本学では、引き続き学内接種を計画しており、学生の皆さんに接種の機会を広く提供したいと考えています。接種が可能で、接種を希望される方は、この学内接種や居住地域の接種等様々な機会を活かしてワクチン接種をされることを薦めます。リアルなキャンパスでの学びや友人との交流、制限のない部活など、本来の学生生活を取り戻す正念場です。

 本学では、兵庫県の「まん延防止等重点措置」は解除されましたが、感染者数をリバウンドさせないため、7月12日からも行動指針(BCP)レベルの変更は行わないこととしました。学生の皆さんには、対面授業や課外活動等に当たって、引き続き一人ひとりが感染防止意識をしっかりと持ち、自分だけでなく周囲の人たちも影響が及ぶということを十分考え、各キャンパスの指示に従って行動することをお願いします。各学部や研究科の具体的な運用等について、ユニバーサルパスポートや各学部等のホームページに掲載されますので、十分留意して対応してください。

 これまでと同様に、皆さんが最高学府で学ぶ者にふさわしい節度と良識を持って行動してくださるようお願いします。

   
ページ先頭へ戻る