重要なお知らせ

令和3年8月13日

兵庫県立大学学生の皆さんへ(20)
~夏休みを迎えて~

兵庫県立大学
学長 太田 勲

 ワクチン接種と感染拡大がせめぎ合う中で、オリンピックは無事終了し、24日からはパラリンピックが開幕する予定となっています。遺憾ながら、現時点ではデルタ株による感染力の方が勝り、連日1万5千人前後の新規感染者が発生する事態となっています。医療崩壊も危惧されており、ワクチン接種が国民全体に行き渡るまでは予断を許さない状況となっています。

 皆さんは、このような厳しい環境の中で、感染拡大防止にも配慮されながら勉学に集中され、順調に定期試験を終えられたことと思います。皆さんの誠意と努力に、敬意と感謝の意を表します。コロナ禍以前ですと、ここで楽しい夏休みを迎え、友人達と学生時代の思い出となるような旅行計画を立てたり、部活動の合宿等で体力、技術力、精神力を磨いたりする時期ですが、残念ながら、感染状況の改善が見込めない現状ではこれらのことはしばらくの間断念していただかなければなりません。皆さんが、4年間という貴重な学生時代の時間を、既に1年半以上も多くの制約の中で過ごさざるを得ない状況となっていることに断腸の思いです。

 大学としても、皆さんを、極力キャンパスに迎え入れ、アカデミックな実空間で勉学に励み、教師や学友と議論し、切磋琢磨しながら、今しかない貴重な時間の中で大きく成長していただきたいと考え、可能な限り対面授業を実施してきました。その趣旨からも、夏休み中の皆さんに厳しく自重をお願いすることは心が痛む決断です。この感染爆発の危機的な状況を乗り切るために、社会人として、また学生としてとるべき行動を熟考され、その中で自分の成長に繋がるような夏休みを過ごして下さることを切にお願いします。

 8月24日(火曜日)からは、ワクチンの学内接種を開始する予定となっています。実施に向けた国等との様々な調整の結果、接種会場を神戸商科キャンパス一箇所にまとめざるを得なくなりました。遠方の人には不便をお掛けすることになり大変心苦しく思いますが、接種を希望される学生の皆さんはこの機会を有効に利用するようにして下さい。

 コロナ対応が進展し、後期セメスターでは、リアルなキャンパスでの学びや友人との交流、制限のない部活動など、本来の学生生活が取り戻されることを強く願っています。

   
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