重要なお知らせ

令和3年10月1日

兵庫県立大学学生の皆さんへ(21)
~後期授業の開始に当たり~

兵庫県立大学
学長 太田 勲

 9月26日(日曜日)に新型コロナウイルスワクチンの第2回職域接種が無事に終了しました。2回とも本学で接種した学生は約2,400名でした。度重なる国のワクチン供給の混乱等により日程や接種会場等の変更を余儀なくされ、結果として接種会場を神戸商科キャンパス一箇所にまとめざるを得なくなりました。遠方の学生には迷惑と不便をおかけして申し訳なく思っています。先日、上記の接種者に加えて、他の会場で接種されたり、接種を予定されたりしている人も多くいると聞きました。これにより学内における感染や重症化のリスクが軽減されることを期待しています。

 折しも、感染拡大の第5波がピークアウトし、本日から全国的に緊急事態宣言が解除されました。しかし、ここ数日の新規感染者数は全国で2千名内外、兵庫県でも百名前後で推移しており、医療現場の逼迫も解消されていません。少し下げ止まり状態にあり、冬に向かって第6波の発生が懸念されます。兵庫県も全面解除には慎重で、3週間程度状況を見ながら規制を緩和していくとしています。私たちも一定期間、状況を見ながら平常時に近づけて行きたいと考えています。

 先日、坂下学生部長(副学長)が学生自治会西支部会長やアメフト部の主将らとコロナ禍における課外活動規制のあり方について対話をされましたが、私も参加して皆さんの意見をお聞きしました。学生の皆さんの気持ちもよく分かります。それを十分に受け止めた上で、社会が求める大学の役割として世間一般よりも厳しく感染拡大防止に努めなければならないことについて理解を求めました。体育会系のみならず文化系クラブも活動停止により大きなフラストレーションが溜まっていることも承知しています。既に、皆さんの4年間という限られた貴重な学生生活の期間の40%が、様々な形で犠牲を強いられていることに心を痛めています。一日も早く、感染防止対策に万全を期しながら皆さんが極力自由にキャンパスに入構し、教師や友人と交流できる環境に戻したいと考えています。

 全国的に緊急事態宣言が解除されたことを機会に、社会状況や感染状態を慎重に検討して、BCPレベルを1(a)に前進させました。特別な場合を除いて全ての授業を対面に切り替え、課外活動も十分な感染防止対策を条件に許可することとしています。このことは、当然ながら決してコロナ前に戻すと言うことではありません。常に第6波の襲来を警戒しなければなりません。その中でも、キャンパスでの学びや友人との交流、部活動など、本来の学生生活を少しでも取り戻してもらいたいということを強く願ってのことです。この成否は学生の皆さんをはじめとする若者の意識にかかっていると言えるかもしれません。笑顔の溢れるキャンパスライフを取り戻すために、ともに取り組んでまいりましょう。

   
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