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令和5年5月17日

情報科学研究科が、「科学研究費助成事業」の情報学基礎論関連分野の部局別採択件数で全国一位を達成


 文部科学省の所管にある日本学術振興会が行う「科学研究費助成事業」の情報学基礎論関連の分野において、令和5年5月8日現在、情報科学研究科が“新規採択数と交付数の合計”と“新規採択数”で部局別全国一位となりました。また大学別の件数においても兵庫県立大学は全国三位になっております。
 「科学研究費助成事業」は、大学や研究機関の研究者の学術研究を国が支援するための制度で、国として研究者を支援することで、日本全体の研究活動を盛り立て、日本の科学技術の向上を目指すための取り組みです。「科学研究費助成事業」では、毎年全国の研究者から公募を募り、複数の専門家による厳正な審査と高い透明性をもって採択を決定しています。そのため、「科学研究費助成事業」に採択されている研究は最先端の研究として社会的に高い評価を得ている研究であり、その採択件数などが多いほどレベルが高い研究者が集まっている大学ということになります。
 「科学研究費助成事業」において、“新規採択数と交付数の合計”と“新規採択数”が部局別で全国一となったことは、本研究科が情報学基礎論関連分野において、非常に高い研究力を有していることが対外的にも認められたことになります。情報学基礎論関連分野は、情報学の基盤を支える理論的分野を網羅しており、この分野でトップにいることは、情報科学研究科、ひいては兵庫県立大学が日本の国力の基礎力を上げるための重要な位置にいることを意味しています。

平成30年度から審査区分表を見直し、小区分として「情報学基礎論関連」を新設。

   
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