公立大学法人 兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科

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RRMフォーラム「但馬の地域資源を考える〜自然・社会・歴史〜」を開催しました

兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科フォーラム
「但馬の地域資源を考える〜自然・社会・歴史〜」を開催しました.

本研究科が取り組む地域資源マネジメントの研究課題は自然資源だけでなく,地域で築かれた人間の営みやそれらの相互作用 を含みます.

今回のフォーラムでは、「地域資源」の広がりや奥行きについてディスカッションしました。

第1部では、「地域資源としての過去-山名氏と但馬の城館-」と題し,但馬地域の戦国時代に焦点を当てました.

戦国史は大変人気の高いテーマですが、当時の但馬の状況はほとんどわかっていません。城郭史・歴史学の2名の研究者による講演をうけて、戦国時代の但馬についてトークセッションをおこないました。

第2部では、大学院生による研究成果の報告とトークセッションを通じて、今後の但馬の地域資源マネジメントのあり方について考 えました。

当日は兵庫県内外から250名の参加者があり、熱心にメモを取りながら話に聞き入るなど、終始熱気のあるフォーラムとなりました。参加者からは、「但馬の歴史について理解が進んだ」、「地元の歴史について知る機会がめったにないので今後も開催して欲しい」と言った意見や、大学院生の研究成果発表に対しては、「いろいろな面から深く取り組まれていることが伝わった」と言った声がありました。

参加してくださった皆様、誠にありがとうございました。本フォーラムで得られた成果や展望を受け、本研究科はますます「地域資源マネジメント学」構築に邁進していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

(写真)山名氏に関する講演の様子

山名氏に関する講演の様子

(写真)大学院生による研究発表

大学院生による研究発表

(写真)大学院生を交えたトークセッション

大学院生を交えたトークセッション