兵庫県立大学ソーシャルデータサイエンス研究所は、急速な社会の情報化が進むなか、自治体等が抱える政策課題や社会的要請に対してデータサイエンスのアプローチで挑む研究機関です。兵庫県の自治体等と連携して現在抱える政策課題や保有する情報を共有し、それらを活用したデータ駆動型研究を行うとともに、地域経済分析等に広く活用できるデータ基盤の構築を行います。また、研究成果を広く共有し、関係機関の情報化と政策分析を支援していきます。

活動における4つの柱
大学および自治体等のシンクタンク機能
兵庫県立大学の運営に貢献することを目的として、学内で保有するさまざまなデータの分析を行います。また、兵庫県および県内市町、経済団体などからの要望を的確に把握し、各団体が保有するデータの分析を受託研究として実施します。
自治体等が保有するデータを活用した研究
研究所独自の研究活動として、自治体等が保有するデータを活用し、自治体等の協力のもと、先進的な研究を積極的に推進します。
共同研究・共同開発
自治体等と共有した課題について、共同研究や共同開発を推進します。
自治体職員の人材開発・交流拠点
自治体等のDX推進およびそれに必要な人材の能力開発を支援するとともに、大学と自治体等の情報交換や交流の拠点となることを目指します。また、客員研究員として自治体職員が研究に参加できる機会を設けるほか、職員向けにデータ分析などのセミナーも実施します。
