Activity Report 活動レポート

ひらめき☆ときめきサイエンス「地震に強い建物を模型とシミュレーションで体験しよう!」を開催しました

2024.08.27 | 人材育成中高生向け

実施者:減災復興政策研究科 教授 永野康行

日時

2024年8月6日(火)

場所

神戸防災キャンパス(人と防災未来センター東館4F)

参加者

受講対象者:中学生・高校生
参加者数:19名

最初の開講式において、オリエンテーションが行われました。神戸防災キャンパススローガン「多様性を認め合い、同じ目標を目指す 神戸防災キャンパス」の浸透を目指し作成したキーホルダーを受講生に配布し、意識啓発にも取り組みました。続く講義で、受講生は「地震に耐える建築」を学び、地震力を受けたときの力の流れや耐え方を体で体感し学習しました。体験型講義では、震動台実験の観察し、建物の揺れ方を建築模型から学習してました。お昼休みは食事を受講生と教員たちとで一緒に食べながら午前の部を振り返りました。午後からの実習①では、講義解説後、受講生自身が実際に手を動かし、模型作成とその耐力実験をおこないました。実習②では、木造住宅を対象に「木造建物の耐震性 壁量計算にチャレンジ!」を行いました。その後、手計算とパソコンを使った計算によりその手順について実践しました。クッキータイムディスカッションではお菓子を食べながら、今日一日に学んだ事や実践したこと等を振り返り、修了式で、受講生一人一人に代表の永野教授から修了証書の授与がありました。受講生からは「学校の授業の感じではなく、動いたり実演することが多く飽きずにとても楽しかった」「プログラムや説明がとてもわかりやすかった」「昼食時間やクッキータイムに他校の人や先生方に興味深い話を聞くことができてよかった」等の声があり、科学の面白さに出会う貴重な活動の場となりました。

兵庫県立大学通信

兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 永野研究室

< 一覧に戻る