Activity Report 活動レポート

ひらめき☆ときめきサイエンス「日本一の望遠鏡を使って天体観測」を開催しました

2025.09.16 | 人材育成中高生向け

実施者:自然・環境科学研究所 教授 伊藤洋一

日時

2025年8月4日~6日(2泊3日)

場所

西はりま天文台(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 天文科学センター)

参加者

受講対象者:高校生
参加者数:12名

大型の望遠鏡を使い、天体を観測する喜びを体験してほしいとの思いで、今年もきらめき☆ときめきサイエンスを開催いたしました。本プログラムでは「なゆた望遠鏡」を使って、太陽系外惑星のトランジット現象と小惑星の自転による高度変化を観測しました。

1日目の講義では、星座早見盤を作成したり、色ガラスを用いて太陽系外惑星のトランジット観測の原理を説明するなどし、受講生が主体的に講義に取り組めるよう工夫を行いました。1日目2日目ともに曇りがちで当初予定していた観測はほとんど実施できませんでした。そのため、2日目の解析実習では、前年度までのひらめき☆ときめきサイエンスで取得していた小惑星と太陽系外惑星のデータを使い、データ解析を行いました。

参加した学生の多くは、高校で天文部や自然科学部に所属しており、高い目的意識を持っていました。そんな彼らにとっても日本一の望遠鏡で天体観測をし、データ解析をする経験は貴重な機会となったと思います。

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