先輩インタビュー
在学生
憧れのモノづくりの道へ邁進
知識や技術を研究に活かす
工学部
機械・材料工学科 機械工学コース 4年(2023年度時点)
関西大倉高等学校出身
谷口 祐輝さん
祖父が電気系のエンジニアだったこともあり、中学・高校時代から機械系のモノづくりに携わりたいという思いがありました。兵庫県立大学には、豊富な研究施設や研究室があるため、進路の幅が広く、自分の興味がある分野を集中して勉強できると考えて進学。創造設計演習のロボットコンテストでは、自分の想像したロボットを実際に形にしていくことが初めての試みで難しくもあったのですが、まさに将来やりたいことの第一歩だったので真剣に取り組み、グループで協力して組み上げた機械を競わせたことで、達成感とやりがいを感じました。大学入学後は、自分の人生を自ら切り拓く必要性を感じる場面が数多くありました。実験を行う上で、様々な条件や可能性を考慮することの重要性を認識。計画を立て、順序を追って進めることが大切で、事前の準備が成功への道筋だと学びました。現在は、流体の研究室で、企業と合同で冷却器の研究をしています。将来は、この研究での経験を活かした仕事に就きたいと考えています。
年次
物理現象を今まで紙上でしか考えてこなかったのですが、実験から得た情報をもとに証明する経験はとても新鮮でした。これにより、現実の現象と物理の公式や定義などのつじつまを合わせることができるように。ただ、問題を解くのではなく、考察としてレポートをまとめる力を身につけることができました。
年次
機械力学、流体力学、熱力学、材料力学の4つの科目を学ぶことで、現実の物理現象について深く理解できました。自分たちが当たり前に思っているような、日常的な出来事が理論的に説明されることに面白さを感じたことが印象深いです。それぞれの科目が互いに関連しており、そのつながりを把握することでより深い理解が得られました。
年次
「創造設計演習」という授業では、CADを活用して橋の設計を行いました。パソコン上で立体的なモデルを作成するプロセスは、シンプルな構造であっても多くの条件を満たさないと形づくることができない難しさを実感。それに加えて、機械系の仕事に不可欠なCAD操作に慣れることができました。
年次
卒業研究を通じて、専門的な知識を学び、その理論を応用して未解決の問題に挑む力を養いました。私は流体の研究に携わり、コンピューターシミュレーションを使用しています。この過程でプログラミング能力も身につきました。自ら問題にアプローチし、理論を実際の課題に適用することで、学んだ知識を実践し成長する機会を得られたことが嬉しいです。