2025.06.06
お知らせ
ハーバード大学等アメリカの大学における学修・研究の継続支援に関する学長メッセージ
兵庫県立大学は多様性を尊重し、誰もが取り残されることがなく学び、研究できる大学を目指しています。
ハーバードやコロンビアをはじめとするアメリカの大学では、留学生や研究者が厳しい状況に置かれており、留学を目指す学生にも深刻な影響が現れつつあります。この度、文部科学省から国内の各大学に対し、アメリカの大学に在籍する留学生について受け入れを検討するよう通知がありました。
本学としては、これらの留学生や研究者の受け入れだけでなく、アメリカの大学への進学を目指す学生への対応も含めて、検討を開始しています。
これまでも本学では、すべての科目を英語でおこなう国際商経学部グローバルビジネスコースや大学院社会科学研究科グローバルビジネス専攻などで、多くの留学生を受け入れており、日本人学生とともに学ぶ環境の整備に努めてきました。これまでに培った実績を活かし、不安定な立場に置かれている留学生や研究者の学修・研究の継続が可能となるよう、具体的な準備を進めていきます。詳細については、今後、決まり次第お知らせします。
最後になりましたが、混迷する世界に新たな価値と希望を生み出すために、本学はこれからも世界の学術機関と結び、学問の自由と調和を守り、人々の間に壁を作るのではなく橋を架ける、多彩で豊かな地球の未来に責任をもつ若者を育てていきます。
兵庫県立大学学長 高坂 誠(Makoto KOSAKA)
2025年6月6日