2026.06.18
プレスリリース 理学部・理学研究科

アルミニウム薄膜で発光効率が向上

兵庫県立大学大学院理学研究科の小簑剛准教授と宮本晟那大学院生の研究グループは、アルミニウム薄膜が有機薄膜からの発光を強める効果を発見しました。通常、アルミニウムのような金属薄膜は、その表面から数百 nm 以内の距離に置かれた材料からの発光を弱めます。しかし、アルミニウム薄膜と発光材料の薄膜をディスク状にして重ねることで、発光が強くなることを明らかにしました。同研究グループは2024 年に、金属薄膜による発光の減弱を抑制する技術を報告しています。この成果をさらに発展させたことが今回の発見に繋がりました。

アルミニウム薄膜と発光材料の薄膜を単純に積層すると、発光材料に蓄えられたエネルギーの数十%分がアルミニウム内にある自由電子に移動し、最終的には熱として消費されます。今回の成果は、このエネルギー消費を抑えるだけでなく、アルミニウムの自由電子に移動したエネルギーを発光の増強に再利用するものです。将来的には、発光デバイスの高効率化への応用が期待されます。

研究詳細

別添資料のとおり

問い合わせ先

兵庫県立大学播磨理学キャンパス経営部 総務課
TEL:0791-58-0101
FAX:0791-58-0131
Mail:soumu_harima@ofc.u-hyogo.ac.jp

同時資料提供先

兵庫県教育委員会記者クラブ、西播磨県民局記者クラブ、中播磨県民センター記者クラブ

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