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本学の生物多様性に関する取組

自然・環境科学研究所

兵庫県立大学は、兵庫県の環境政策に準じており、そのなかで、生物多様性の分野における、「1.保全種保護」、および、「2.外来種による影響削減」という二つの主要テーマについては、次のように県の関連方針に基づき、さまざまな活動を行っています。


1.保全種保護に関する本学の方針について
保全種保護に関しては、兵庫県が策定した「生物多様性ひょうご戦略」を大学の方針として採用しています。この戦略は、県内の希少な野生生物種や重要な生態系の保全を目指すもので、その実現には学術的な知見が不可欠です。この「生物多様性ひょうご戦略」の改定プロセスに本学の教員が関与しており、戦略策定のための科学的根拠の提供、保全対象種の選定基準に関する助言、および具体的な保全計画への提言を通じて、県の生物多様性保全政策を学術的に支援しています。これらの活動は、地域固有の保全種を効果的に保護し、持続可能な社会の実現に貢献するものです。

【関連リンク】
第1回 兵庫県環境審議会 自然環境部会 「生物多様性ひょうご戦略」の改定について(2023年9月)

生物多様性ひょうご戦略(2025年3月改定)



2.外来種による影響削減に関する本学の方針について

キャンパスにおける外来種の影響を軽減するため、兵庫県が策定した「兵庫県の生物多様性に悪影響を及ぼす外来生物リスト(ブラックリスト)」を大学の方針として採用しています。この公表されたリストは、国の特定外来生物に加え、県内の生態系、農林水産業、人への健康に悪影響を及ぼす恐れのある種を定めています。本学の自然・環境科学研究所は、このブラックリストの作成と運用に参画しており、掲載種の分布情報や生態系への影響評価に関するデータ提供や助言を通じて、科学的根拠に基づいた環境政策の支援を行っています。


【関連リンク】
兵庫県外来生物リスト(ブラックリスト)(2010)









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