□建築・都市空間における温熱環境の人体影響(健康性・快適性) □ ただ今作成中!


 快適な温熱環境を手軽に入れられるようになりましたが、健康にとっては疑問です。人間の暑さ寒さの感覚と環境との関係を研究します。

■最近の研究から

1.伝熱面積を考慮した人体表面3次元モデルに関する研究
 
人体と周囲環境との間の熱交換量を数値シミュレーションにより正確に求めることを可能とする実測による人体表面3次元モデルの開発をし、その有効性を検証しました。人体表面3次元モデルは、伝熱面積を考慮して開発しました。実測は非接触3次元デジタイザを用いて、立位・裸体の成人男性1名を被験者としておこないました。
もっと詳しい内容はこちら→著書:人間−生活環境系学会研究論文

2. 車いす乗車人体と環境との熱交換に関する研究 −人体に対する形態係数の測定−
 
建築空間における温熱環境設計・評価研究は、様々な人体や空間に対して行われるようになって来ていますが、車いす使用者に対するものはほとんどありません。私たちは車いす乗車人体に対する温熱環境設計・評価方法の基礎資料整備を目的として、車いす乗車人体の有効放射面積および形態係数を実測しました。
もっと詳しい内容はこちら→著書:日本建築学会研究論文概要

3. 車いす乗車人体と環境との熱交換に関する研究−サーマルマネキンを用いた熱伝達率の測定−
 本研究では、サーマルマネキンを用いて、まず車いす乗車人体の@放射および対流熱伝達率の測定を行ないました。次に乗車時の車いすの熱抵抗をいわば着衣熱抵抗と同様に考え、A車いす乗車面積比(fw-cl)およびB車いす乗車熱抵抗値(Iw-cl)を実測しました。
もっと詳しい内容はこちら→著書:日本建築学会研究論文概要