高度な研究能力を必要とする業務に従事する人材を養成する経済学専攻、経営学専攻、そして高度職業人養成の専門職大学院である会計専門職専攻、経営専門職専攻(社会人リカレント教育プログラムを提供)に加え、グローバルに活躍する人材を養成するグローバルビジネス専攻、経済学専攻英語プログラムを設置しています。
専攻紹介
経済学専攻
研究者又はその他の高度な研究能力を必要とする業務に従事する者の養成を目的とすることから、博士前期課程に加えて博士後期課程までを備えています。前期課程では、段階的に専門分野を修得できるように教育課程を充実しました。また、これまで通年4単位で行っていた講義を半期2単位とし、より多くの科目が受講可能となりました。昼間通える方であれば、幅広い年齢の方を受け入れます。2023年度より、英語で科⽬を教えて研究指導も⾏う英語プログラムを設けました。
経営学専攻
研究者又はその他の高度な研究能力を必要とする業務に従事する者の養成を目的とすることから、博士後期課程までを備えています。経営専門職専攻が社会人に特化するのに対応して、博士前期課程を再開しました。
グローバルビジネス専攻
主にグローバルに活躍するビジネスパーソンの養成を目的とし、すべての授業を英語で行います。経済学と経営学に加えて、グローバリゼーションの進展に伴う異文化・多文化環境下において、多様性の中で人とつながり、互いに違いを理解し、価値観・世界観・歴史観の違いを乗り越えて課題に取り組むという問題探求能力を重視します。なお、海外の教育サイクルも考慮し、通常の4月入学に加えて、9月入学を実施します。
会計専門職専攻
主に会計学を基礎として会計専門職業人の養成を目的とする専門職学位課程です。平日昼間に授業を行うことから、新卒者、第二新卒者を受け入れます。
経営専門職専攻
主に経営学を基礎として経営専門職業人の養成を目的とする専門職学位課程です。土曜日を中心とした授業を行うことによって、社会人を受け入れ、前身の経営研究科において実績のある社会人を対象としたリカレント教育にさらに特化します。
教育研究上の目的・三つのポリシー等
教育研究上の目的
本研究科は、経済学及び経営学を中心に学際的な研究を深め、その成果に立脚して専門知識と技能を授けるとともに倫理観を涵養して、研究者、高度専門職業人をはじめ社会に有為な人材を養成することを通じて社会の負託に応えることを目的とする。
育成する人材像
経済学及び経営学を中心とする高度で学際的な学問的基盤の上に、グローバルからローカルにわたる幅広い視野を持つとともに高い論理観を備えて現代社会の多様な課題に立ち向かい、社会の発展のために貢献できる人材。
ディプロマ・ポリシー
経済学専攻博士前期課程
経済学とその関連分野の専門知識と技能を修得した上で、学術的に意義のある課題を発見し、理論的枠組みを用いて論理的に分析する能力を有し、修得した専門知識と技能を社会に還元できる者に、修士(経済学)の学位を授与する。
経済学専攻博士後期課程
経済学の体系的な専門知識と高度な技能を修得した上で、学術的に意義があり、かつ新規性のある課題を発見し、新しい理論的枠組みを用いて論理的に分析する能力を有し、習得した専門知識と技能を社会に還元できる者に、博士(経営学)の学位を授与する。
経営学専攻博士前期課程
経営学とその関連分野の専門知識と技能を修得した上で、学術的に意義のある課題を発見し、理論的枠組みを用いて論理的に分析する能力を有し、修得した専門知識と技能を社会に還元できる者に、修士(経営学)の学位を授与する。
経営学専攻博士後期課程
経営学の体系的な専門知識と高度な技能を修得した上で、学術的に意義があり、かつ新規性のある課題を発見し、新しい理論的枠組みを用いて論理的に分析する能力を有し、習得した専門知識と技能を社会に還元できる者に、博士(経営学)の学位を授与する。
グローバルビジネス専攻修士課程
日本を含む国際ビジネスの専門知識と技能に加えて、国際的に活躍できる異文化適応能力を修得した上で、学術的に意義のある課題を発見し、理論的枠組みを用いて論理的に分析する能力を有し、修得した専門知識と技能を社会に還元できる者に、修士(国際経営学)の学位を授与する。
会計専門職専攻専門職学位課程
会計専門職業人に必要とされる専門知識と技能に加えて、幅広い見識や職業倫理に根ざした健全な判断力を有し、将来にわたり広く社会のニーズに応えようとする使命感のある者に、会計修士(専門職)の学位を授与する。
経営専門職専攻専門職学位課程
〔地域イノベーションコース〕
経営に関する体系的学修を通して、職業倫理、専門的能力に加えて、社会環境の変化に対応できる思考能力や判断能力を有し、企業やその他の組織を指導するリーダーシップのある者に、経営管理修士(専門職)の学位を授与する。
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〔医療マネジメントコース及び介護マネジメントコース〕
経営に関する体系的学修を通して、職業倫理、専門的能力に加えて、社会環境の変化に対応できる思考能力や判断能力を有し、医療機関や介護組織を指導するリーダーシップのある者に、ヘルスケア・マネジメント修士(専門職)の学位を授与する。
カリキュラム・ポリシー
経済学専攻博士前期課程
経済学とその関連分野における研究能力又は高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を身につけるために必要な授業科目を、当該分野の基礎的な知識と技能、研究方法論を修得するための「共通科目」、高度な知識と技能を修得するための「主専攻科目」、学位論文を作成できるように研究指導を行う「研究演習科目」に分けて配置することにより、卓越した能力を養うことを可能にする。
その際、学修成果の評価は、試験、レポート、授業貢献度、発表内容、修士論文の審査結果等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
経済学専攻博士後期課程
経済学について研究者として自立して研究活動をおこなうことができる、又はその他の高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力を身につけるために必要な授業科目を、経済学の最先端の知識と技能を習得するための「専攻科目」、修得した専門知識と技能を社会に還元できるようにするために教育に関する実践的な知識を修得する機会を提供する「教育実践科目」、学位論文を作成できるように研究指導を行う「研究演習科目」に分けて配置することにより、世界に通用する能力を養うことを可能にする。
その際、学修成果の評価は、試験、レポート、授業貢献度、発表内容、博士論文の審査結果等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
経営学専攻博士前期課程
経営学とその関連分野における研究能力又は高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を身につけることを可能にするために、第1に、充実したコースワークから研究指導へ有機的につなげるために、授業科目を「共通科目」、「主専攻科目」及び「研究演習科目」に区分します。第2に、「共通科目」は、経営学分野の基礎科目からなる「主専攻基礎科目」(必修科目及び選択科目)、経済学分野の基礎科目からなる「他専攻基礎科目」(選択科目)、研究方法論からなる「研究支援科目」(必修科目及び選択科目)に区分し、学生が研究課題に合わせて履修できるように、それぞれ複数の授業科目を配置します。第3に「主専攻科目」(必修科目及び選択科目)には、経営学の高度な知識と技能を修得できる授業科目を配置します。第4に、「研究演習科目」(必修科目)では、学位論文を作成できるように、学生の研究課題に合わせて研究指導を行います。学修成果の評価については、試験、レポート、授業貢献度、発表内容、修士論文の審査結果等により、学修目標に即して多面的な方法で行います。
経営学専門博士後期課程
経営学について研究者として自立して研究活動を行うことができる、又はその他の高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力を身につけることを可能にするために、第1に、充実したコースワークから研究指導へ有機的につなげるために、授業科目を「専攻科目」、「教育実践科目」及び「研究演習科目」に区分します。第2に、「専攻科目」(選択科目)には、経営学の最先端の知識と技能を修得できる授業科目を配置します。第3に「教育実践科目」(必修科目)では、修得した専門知識と技能を社会に還元できるようにするために、教育に関する実践的な知識を修得する機会を提供します。第4に、「研究演習科目」(必修科目)では、学位論文を作成できるように、学生の研究課題に合わせて研究指導を行います。学修成果の評価については、試験、レポート、授業貢献度、発表内容、博士論文の審査結果等により、学修目標に即して多面的な方法で行います。
グローバルビジネス専門修士課程
すべての授業を英語で行うことを特色とし、国際ビジネスとその関連領域において生じる多様な課題を解決に導くための卓越した能力を身につけるために必要な授業科目を異文化・多文化環境下の研究課題に取り組むための研究方法論を修得するための「研究支援科目」、国際ビジネスとその関連領域の高度な知識と技能を取得するための「主専攻科目」、学位論文を作成できるように研究指導を行う「研究演習科目」に分けて配置することにより、卓越した能力を養うことを可能にする。その際、学修成果の評価は、試験、レポート、授業貢献度、発表内容、修士論文の審査結果等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
会計専門職専攻専門職学位課程
高い職業倫理及び国際的視野を備えた会計専門職業人に必要とされる能力を身につけるために必要な授業科目を、学士課程レベルの知識と技能を確認するとともに会計専門職業人に必要とされる基礎知識と技能を修得するための「基本科目」、より高度な専門知識と技能を修得するための「発展科目」、ケーススタディなどを通じて最先端の専門知識と技能を修得するための「応用実践科目」に分けて配置することにより、学生が系統的・段階的に履修できるようにし、理論と実務の架橋を実現する。
その際、学修成果の評価は、試験、レポート、授業貢献度、発表内容等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
経営専門職専攻専門職学位課程
〔地域イノベーションコース〕
高い職業倫理及び国際的視野を備えた経営専門職業人に必要とされる能力を身につけるために必要な授業科目を、経営学の基本的な知識を提供し、学生が基本を再確認するための「基本科目」、企業や組織の現実を科学的に検証・理解するために必要な分析ツールに関する知識あるいは経営学に関する最新の専門的知識や技能を修得するための「発展科目」、コンサルティングプロジェクト型の授業を通じて、企業経営や地域活性化の現場で、実際の課題に取り組み、実践的な問題解決能力を養うための「応用実践科目」に分けて配置することにより、学生が系統的・段階的に履修できるようにし、理論と実務の架橋を実現する。
その際、学修成果の評価は、試験、レポート、授業貢献度、発表内容等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
〔医療マネジメントコース及び介護マネジメントコース〕
高い職業倫理及び国際的視野を備えた経営専門職業人に必要とされる能力を身につけるために必要な授業科目を、経営学の基本的な知識を提供し、学生が基本を再確認するための「基本科目」、医療機関や介護組織の現実を科学的に検証・理解するために必要な分析ツールに関する知識あるいは経営学に関する最新の専門的知識や技能を修得するための「発展科目」、コンサルティングプロジェクト型の授業を通じて、医療機関や介護組織の現場で、実際の課題に取り組み、実践的な問題解決能力を養うための「応用実践科目」に分けて配置することにより、学生が系統的・段階的に履修できるようにし、理論と実務の架橋を実現する。
その際、学修成果の評価は、試験、レポート、授業貢献度、発表内容等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
アドミッション・ポリシー
求める学生像
経済学及び経営学並びにそれらの関連分野において、博士前期課程(修士課程)及び専門職学位課程においては学士課程で修得されるべき知識と技能を身につけており、博士後期課程においては博士前期課程(修士課程)又は専門職学位課程で修得されるべき知識と技能を身につけており、そのような知識と技能を用いて取り組むべき課題を考察し、自らの考えを論理的に表現できる能力を有し、かつ、将来の目標が明確で、より高度な専門知識と技能を自ら修得しようとする意欲を持つ者を求める。
アドミッション・ポリシー
経済学専攻博士前期課程
経済学とその関連分野における研究能力又は高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を有する人材を目指す者を受け入れるため、この分野において学士課程で修得されるべき専門知識と技能を身につけており、研究を論理的に進めることができる思考力及び語学力を有し、かつ、修得した専門知識と技能を社会に還元しようという意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、筆記試験、口述試験及び出願書類を総合して行う。
経済学専攻博士後期課程
経済学の体系的な専門知識と高度な技能を修得し、経済学について研究者として自立して研究活動を行うことができる、又はその他の高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力を有する人材を目指す者を受け入れるため、この分野において博士前期課程で修得されるべき専門知識と技能を身につけており、研究倫理を遵守し、研究成果を世界に発信できる語学力を有し、かつ、修得した専門知識と技能を社会に還元しようという意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、筆記試験、口述試験及び出願書類を総合して行う。
経営学専攻博士前期課程
経営学とその関連分野における研究能力又は高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を有する人材を目指す者を受け入れるため、この分野において学士課程で修得されるべき専門知識と技能を身につけており、研究を論理的に進めることができる思考力及び語学力を有し、かつ、修得した専門知識と技能を社会に還元しようという意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、筆記試験、口述試験及び出願書類を総合して行う。
経営学専攻博士後期課程
経営学の体系的な専門知識と高度な技能を修得し、経営学について研究者として自立して研究活動を行うことができる、又はその他の高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力を有する人材を目指す者を受け入れるため、この分野において博士前期課程で修得されるべき専門知識と技能を身につけており、研究倫理を遵守し、研究成果を世界に発信できる語学力を有し、かつ、修得した専門知識と技能を社会に還元しようという意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、筆記試験、口述試験及び出願書類を総合して行う。
グローバルビジネス専攻
日本を含む国際ビジネスの専門知識と技能に加えて、国際的に活躍できる異文化適応能力を修得し、国際ビジネスとその関連領域において生じる多様な課題を解決に導くための卓越した能力を有する人材を目指す者を受け入れるため、異文化環境下での学修経験をはじめ、この分野において学士課程で修得されるべき専門知識と技能に加えて、英語による授業を受けることができる語学力を身につけており、かつ、修得した専門知識と技能を社会に還元しようという意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、すべて英語により、筆記試験、口述試験及び出願書類を総合して行う。
会計専門職専攻
高い職業倫理及び国際的視野を備えた会計専門職業人を目指す者を受け入れるため、広く社会的・職業的自立に必要な思考力、判断力、表現力に加えて、会計をはじめとする会計専門職業人に必要とされる分野において学士課程で修得されるべき専門知識と技能を身につけており、かつ、より高度な専門知識と技能を修得することによって、将来にわたり広く社会のニーズに応えようとする意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、筆記試験、口述試験及び出願書類を総合して行う。
経営専門職専攻〔地域イノベーションコース〕
高い職業倫理及び国際的視野を備えた経営専門職業人を目指す者を受け入れるため、民間部門及び公的部門において2年以上の実務経験があり、経営学についての学修履歴と一定の基礎知識を有しており、かつ、より高度な専門知識と技能を修得することによって、組織の経営革新又は地域振興に取り組む、又は中小企業診断士として社会に貢献する意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、筆記試験、口述試験、面接及び出願書類を総合して行う。
経営専門職専攻〔医療マネジメントコース及び介護マネジメントコース〕
高い職業倫理及び国際的視野を備えた経営専門職業人を目指す者を受け入れるため、医療機関及び介護組織において2年以上の実務経験があり、経営学についての学修履歴と一定の基礎知識を有しており、かつ、より高度な専門知識と技能を修得することによって、医療機関及び介護組織の経営革新又は組織改革に取り組む意欲を持つ者を選抜するべく入学試験を実施する。入学者の選抜は、筆記試験、口述試験、面接及び出願書類を総合して行う。