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Nursing Now フォーラム 分科会3を開催しました

分科会3「災害に強いコミュニティ、安全・安心な社会の構築に向けた看護の貢献」
を開催しました

 2020年は、「看護の日・看護週間」制定30周年および近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの生誕200年にあたります。
 看護のこれまでを振り返り、これからの看護を考える機会とするため、2021年121日に「Nursing Now:看護の力で未来を創る」が開催され、地域ケア開発研究所は災害健康危機管理WHO協力センターとして、分科会3「災害に強いコミュニティ、安全・安心な社会の構築に向けた看護の貢献」を企画、オンラインにて開催しました。全国から、個人参加で400名以上、加えて、学校や職場単位のパブリックビューイングからも多数の参加がありました。

 減災復興研究の第一人者 室﨑益輝先生(兵庫県立大学減災復興政策研究科)による、コミュニティ減災の重要性と課題についての講演に引き続き、イタリア看護師協会長から、COVID-19感染拡大第一波の対応で多くの困難に直面したイタリアでの看護職の対応とそこから得られた教訓について報告されました。

 COVID-19の対応においては最前線でさまざまな困難に対峙しています。世界的にも災害への対応が注目を集める中、パネルディスカッションでは、これまでの災害看護の取り組みを振り返り、災害に強いコミュニティ、安全・安心な社会の構築に向けた看護の貢献、看護の社会的な価値を議論しました。
看護の可能性、社会に果たす役割の大きさを改めて認識する機会となりました。    

当日のアーカイブ映像およびプログラムはこちらから(外部ページにリンクします)
https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/nursing_now/nncj/event/session3.html

(当日は感染対策をとりながら、パブリックビューイングからの参加もありました)