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PBL演習

講義目的

本演習は、実際のものに近くて規模の大きいデータを対象に、チームによる問題発見と問題解決に取り組むことを通じて、様々なツールを用いたデータ分析を体験し、データ分析が企業活動において重要であることを理解することを主目的とする。また、チームにおける各自の適性や能力を把握し、多様な価値観を理解できる力と、協力して課題解決にあたるための能力の養成も狙う。

PBL演習1 (1年次後期開講科目)シラバス

到達目標 データ分析の基本となる基礎集計を中心に、さまざまな角度からデータを見る方法を学び、正しく比較することで、データによる現場の把握ができるようになることを到達目標とする。
講義内容 本演習では、実際の企業活動から得られた規模の大きいデータと、企業が直面している課題が与えられ、専任教員1名以上と学生数名から成るチームを組んで、データからの問題発見と問題解決に取り組む。1年次生を対象とした大規模なデータを利用する最初の演習であり、データ分析を本格的に学ぶ前に、手法にとらわれずに、データを直接見ながら試行錯誤することの体験と、データ分析の重要性を理解することを目指す。また,チームでの課題解決に取り組むことで、各自の適性や能力を把握し、多様な価値観を理解できる力の養成も狙いとする。

PBL演習2(2年次後期開講科目) シラバス

到達目標 企業活動におけるデータ分析の役割や重要性を学び、ソフトウェアやプログラミングを用いて、目的に合わせたデータ分析手法を適用できるようになることを到達目標とする。
講義内容 本演習では、実際の企業活動から得られる大規模なデータと、企業が直面している課題が与えられ、学生数名からなるチームを組み、データからの課題発見と課題解決に取り組む。具体的には、分析ソフトウェアやプログラミングを通じて与えられたデータに種々の分析手法を適用し、仮説の立案・検証を試行錯誤により繰り返す。その後、データ分析より得られた知見に基づき課題解決の提案を行う。

授業風景

社会情報科学部の課題解決型演習「PBL演習」について

2019年度PBL演習1最終発表会

2020年度PBL演習1・PBL演習2最終発表会


講演

PBL演習を軸とする実践的データサイエンス人材育成の試み (2020年 人工知能学会全国大会) (論文)

オンライン・オフライン混合のPBL演習を軸とする実践的データサイエンス人材育成の試み (2021年 人工知能学会全国大会) (論文)