研究

超水滴法に基づく高精度気象モデルの研究開発

#気象シミュレーション
#超水滴法
#スパコン

社会情報科学部・情報科学研究科

島伸一郎 教授

POINT

  • 1

    雲は微小な水滴や氷粒の集まり

  • 2

    これらの粒子をコンピュータの中でも粒子として表現

  • 3

    次代のスパコンを見据えた先進的なモデル開発

研究詳細

雲を正確にシミュレーションすることは難しく、気象モデルの予測に誤差をもたらす大きな要因となっています。そこで私たちは超水滴法 (Super-Droplet Method) という新しい手法を開発しました。これにより、雲のふるまいを従来法よりも高い精度で再現する道が開けました。このモデルは、例えば集中豪雨のメカニズムの解明に役立ちます。また、この技術を火山噴煙やエンジン、惑星形成のシミュレーションなどにも応用しようと考えています。

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