兵庫県立大学は、県立大学として兵庫県の環境政策に準じており、キャンパスにおける外来種の影響を軽減するため、兵庫県が策定した「兵庫県の生物多様性に悪影響を及ぼす外来生物リスト(ブラックリスト)」を大学の方針として採用しています。この公表されたリストは、国の特定外来生物に加え、県内の生態系、農林水産業、人への健康に悪影響を及ぼす恐れのある種を定めています。本学の自然・環境科学研究所は、このブラックリストの作成と運用に参画しており、掲載種の分布情報や生態系への影響評価に関するデータ提供や助言を通じて、科学的根拠に基づいた環境政策の支援を行っています。