学生の声

【くもべラボ】
地域での経験すべてが、⾃⾝の⼈⽣の糧となる。/⼤学院⽣:花⾕和志

花谷 和志
参加プロジェクト
くもべラボ
取材⽇
2022年2⽉
所属
博士前期課程2年
進路
枚方市役所

 2回生の「フィールドワーク」の講義で県内の様々な地域を訪れるなかで、兵庫県にはそれぞれの地域で日常の生活に根ざした文化があり、日々育まれていることを知りました。そこで「くもべラボ」と出会い、雲部地区と丹波篠山市の豊かな自然景観と人々のあたたかさに触れ、強い感銘を受けました。その後3回生から人文地理学研究室のゼミプロジェクトの一つでもある「くもべラボ」で本格的に活動するようになりました。

 「くもべラボ」では、地域の方に案内をしていただいて地域を歩いてみたり、地域のイベントの運営に携わったり、さらには住民の方々と地域の将来を一緒に考えるワークショップを行ったりと、様々な活動を経験してきました。そのなかでつねに感じてきたことは、「百聞は一見に如かず」ということです。決して机の上だけでは経験しえない現実が地域にはあり、その上で自身の学問的な理念や信念といかにすりあわせていくかが重要であると今でも感じています。

 私の活動を通じて、学部時代から地域との接点を持つことができました。そしてこれまでのひとつひとつの地域での経験すべてが自身の人生の糧となり、一人間として大きく成長することができました。皆さんもぜひで、地域での活動をはじめてみませんか?

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