現実の問題、たとえば生物多様性、生態系や生物の絶滅やインフルエンザの伝播などの研究には生物を使っての実験や観察が非常に困難ですから、 シミュレーションを用いることが有効な研究方法となっています。
当研究室では、生物を中心とした環境問題や自動車や人の流れやファッションの流行といった社会問題を 「現象を抽象化したモデルに置き換えコンピュータシミュレーションによって解析する」ことにより問題をよりよく理解し、 また観察や調査などのデータから検証を行い、理論を構築することを目指しています。
また、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末を用いた地域連携や、ゲーミフィケーションによる学習支援の研究も行っていまあす。
専門ゼミでは、これらに必要な基礎知識を学びます。ゼミでは高度な知識やスキルや数学が必要という訳ではありません! むしろ“知的好奇心”や環境などの様々な問題に対する“興味”を持っている人を希望しています。
また、卒業研究のテーマは学生の興味や希望を考慮し、学生自身の希望も取り入れながら柔軟に決定しています。