研究

細胞医療や抗体医薬品創出に有用な細胞を迅速に見つけ出す

#細胞医療
#抗体創薬
#画像解析
#特許

理学部・理学研究科

鈴木雅登 准教授

安川智之 教授

鈴木雅登准教授の研究者データベース

安川智之教授の研究者データベース

ゴール3
ゴール9

POINT

  • 1

    個々の細胞を電気的に回転させる独自電極チップ
    (特許出願済み)

  • 2

    細胞画像から回転速度を正確に算出する独自解析技術
    (特許出願済み)

  • 3

    細胞検査単離装置の社会実装へ挑戦

研究詳細

血液には、がん細胞を駆除するT細胞や医薬品に利用される抗体を分泌するB細胞などの機能を持つ細胞が含まれます。そこで簡便で迅速に個々の細胞を機能評価し、単離する方法を研究しています。特に私たちは電場による細胞の回転によって、細胞の種類や機能に応じた回転速度を発見しました。細胞回転画像の解析だけで、煩雑な前処理や特殊な装置なしで細胞機能が識別できます。 この原理を持つ細胞検査単離装置を具現化し、細胞医療・創薬分野への社会実装を進めています。

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