就職活動とは、自分のこれからの人生を「どのように生きるか」「どのような人生でありたいか」等、自分の生き方を考えながら、大きな岐路での選択を具体化する活動です。「自分が本当にやりたいこと」に気づくには、自分自身を知る(自己分析)ことが重要です。
一人ひとりの学生が、将来への目的意識を明確に持つため、1年次から基礎ゼミナールなどの授業を通じて、専門分野への関心を高めるとともに、職業観を養い、卒業後の職業に対する動機付けを行います。さらに、学部カリキュラムの中で、自分の個性を理解した上で主体的に進路を選択できるような能力・態度を育成する教育を行います。
兵庫県立大学神戸商科キャンパスでは、神戸商科大学から築いてきた伝統と実績を継承し、学生の就職活動支援を行っています。就職ガイダンスやマナー研修等を開催するほか、教職員やOB、アドバイザー等との個別相談の実施により、就職のための実践的なノウハウが得られるようサポートしています。
神戸商科キャンパスキャリアセンターについては、兵庫県立大学本部のWebサイト(こちら)をご覧ください。
卒業後の進路情報については、兵庫県立大学本部のWebサイト(こちら)に掲載されています。
大学院は、学部で学んだことの専門性を高める場です。博士前期課程・修士課程・専門職学位課程は2年、博士後期課程は3年です。博士前期課程等を修了すれば修士となります。博士後期課程を修了し、博士論文審査に合格すれば、博士の学位が授与されます。国際商経学部で経済学、経営学、グローバルビジネスを学んだ皆さんが進学する場として、社会科学研究科があります。
2021年4月に、大学院「経済学研究科」、「経営学研究科」、「会計研究科」、「経営研究科」が再編・統合され、新たに大学院社会科学研究科が開設されました。社会科学研究科は、経済学専攻、経営学専攻、グローバルビジネス専攻、会計専門職専攻、経営専門職専攻の5専攻で構成されます。
通常、大学院は、学部を4年で卒業してから進学しますが、国際商経学部では、大学院社会科学研究科と連携した5年一貫教育を実施します。優秀な学生は3年次終了時点で学部を早期卒業し、大学院へ進学することが可能です。早期卒業に必要な要件と手続きについては、『履修の手引』を参照してください。(「国際商経学部早期卒業に関する規程」は2021年3月に改正され、その改正は2019年4月にさかのぼって適用されています。したがって、2020年4月以前に入学した学生は最新の『履修の手引』を参照する必要があります。)
国際商経学部の学生は、推薦選抜で大学院社会科学研究科に進学することが可能です。
また、大学院社会科学研究科に進学を希望する場合、社会科学研究科の科目を学部のうちに早期履修し、所定の成績でそれを修めれば、大学院社会科学研究科に進学した際に、所定の手続きを経て、それを既修得単位として認めることもできます。そうすれば、大学院に進学してから、より多くの時間を研究のために使うことができます。
早期履修可能な科目は、下記のように専攻ごとに決まっています。(経営専門職専攻は、早期履修を認めておりません。)
専攻 | 上限 単位数 |
対象科目(アンダーラインは必修科目) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
経済学専攻 | 12 | ミクロ経済学 研究基礎 |
マクロ経済学 研究基礎 |
計量経済学 研究基礎 |
国際経済学 研究基礎 |
経済数学 研究基礎 |
ミクロ 経済学研究 |
マクロ 経済学研究 |
|
経営学専攻 | 12 | 経営学 研究基礎 |
会計学 研究基礎 |
マーケティング研究基礎 | 経営戦略研究 | 地域マネジメント研究 | 中小企業研究 | スポーツマネジメント研究 | 法学研究 |
GB専攻 | 12 | Management | Marketing | Micro-economics | Macro-economics | Global Business | Japanese Business | Accounting | |
会計専門職専攻 | 12 | 簿記Ⅰ | 財務会計 | 管理会計Ⅰ | 原価計算Ⅰ | 監査概論 | 公会計概論 | 租税法Ⅰ | 企業法概論 |
早期履修について詳しくは、『履修の手引』に掲載されている「国際商経学部大学院授業科目の早期履修に関する規程」を参照してください。
年に複数回、進学説明会を開催しています。関心のある方はぜひ参加してください。