専攻概要

専攻長挨拶

激動する現代の経営環境において企業・組織経営は、既存のビジネスモデルや経営手法を継続するだけでは生き残ることが難しい状況になっています。これからの経営には、理論に裏打ちされた実践能力という高度な専門的知識を持った経営のプロフェッショナルの養成が求められています。

神戸商科大学を前身とする兵庫県立大学は、これまでの歴史と伝統を踏まえて実学を重視し、民間企業、公的機関のいずれの場面においても優れたマネジメント能力を発揮できるような高度経営専門職業人を育成することを目的として、2010年4月に「経営専門職大学院(経営研究科)」を開設しました。本研究科は、高い資質、職業倫理、専門的能力に加えて、幅広い見識、思考能力、判断能力、国際的視野、指導力など高度で専門的な職業能力を有する経営専門職業人の育成を目指しています。

そうした人材を育成するため、本専攻では、産学公が連携した「問題解決型」教育を志向し、経営の「理論」と「実践」の融合を図ることを教育上の特色としています。このような理念を実現するために、旧・経営研究科の設置以来、特色あるコースを設けて教育活動を行ってきました。2021年度からは、大学院の組織改編により社会科学研究科 経営専門職専攻となり、本専攻は社会人に特化した経営専門職大学院として新たな歩みを始めました。これからも地域経済の活性化に貢献する知識基盤を提供する大学院として、いっそう教育活動を充実させ、多くの意欲あふれる人材を惹きつける場にしていきたいと考えています。

経営専門職専攻長 秋山 秀一

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