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兵庫県立大学 看護学部・研究科兵庫県立大学 看護学部・研究科

周産期ケア研究センター

周産期ケア研究センター

センターの概要

産期ケア研究センターは、兵庫県全域の、安心・安全な周産期ケアの実践のため、平成27 年7 月に開設し、兵庫県立大学と兵庫県立尼崎総合医療センターが連携して運営しております。
センターでは開設当初より「看護職者へのリカレント教育(教育活動)」「周産期ケアの研究(研究活動)」「子育て支援の実践(社会貢献活動)」に取り組んでおります。
近年、産婦人科医の減少、分娩取り扱い施設の閉鎖・集約化、晩婚化・晩産化に伴うハイリスク妊産褥婦の増加により、看護師・助産師の実践力の向上が求められており、センターでは平成28 年より看護師・助産師のリカレント教育として実践力向上研修を毎年行っております。また妊婦および育児中の親子への支援として「子育て交流ひろばるんるんルーム」を毎月開設し、親子の交流の場や助産師と気軽に相談できる場を設けています。また、科学的根拠に基づく看護・助産ケア方法の研究・開発として、ハイリスク妊婦や育児中の母親に関する研究活動を行っております。
生まれてくる子どもとその親の健康を守るため、兵庫県内の周産期医療および看護実践の質向上にこれからも寄与していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

周産期ケア研究センター センター長
兵庫県立大学看護学部生涯広域健康看護講座 母性看護学 准教授 能町しのぶ

所在地

兵庫県立尼崎総合医療センター
〒660-8550 尼崎市東難波町2丁目17番77号
兵庫県立尼崎総合医療センター(AGMC)3階 総合周産期母子医療センター内
TEL 06-6401-7078 (直通)

アクセス

下記駅より阪神バスが運行されています
阪神電車尼崎駅、出屋敷駅から、阪神バス運行
阪急電車塚口駅、武庫之荘駅、園田駅
JR尼崎駅、JR立花駅
兵庫県立尼崎総合医療センターへのアクセス

AGMC3階フロア案内

外来用エレベーターで3階に上がり左手に進み、周産期総合医療センターエリア内に入り、左手にまっすぐ進むと「メディカルバースセンター実習室」その後方に「周産期ケア研究センター」があります。

  • 周産期ケア研究センター

  • メディカルバースセンター実習室

教育活動

周産期ケア研究センターでは、質の高い周産期ケアを提供できる看護師・助産師の育成を目指し、周産期ケアに従事する兵庫県内の看護師・助産師の実践力向上のための教育活動を行っています。
同敷地にある兵庫県立尼崎総合医療センターのスタッフと連携協働しながら、常に現場のニーズに応じた教育活動を展開しています。
令和5年度は、「赤ちゃんとお別れした家族のグリーフケアを考える(アドバンス編)」「J-CIMELS公認講習会J-MELSベーシックコース」「産科緊急時の対応(ベーシック編)」の3研修を行いました。「産科緊急時の対応(ベーシック編)」は、CLoCMiP(助産実践能力習熟段階)レベルⅢ認証研修としています。3研修とも多くの申し込みがあり、受講者からは高評をいただきました。

J-MELSベーシックコース講習会開催のご案内
実践能力向上のためのオンデマンド研修のご案内

研修の様子
  • 「赤ちゃんとお別れした家族のグリーフケアを考える」

  • 「J-MELSベーシックコース」

  • 「産科緊急時の対応」

研究活動

周産期ケア研究センターでは、兵庫県立尼崎総合医療センターと共同して、女性や子どもを産み育てる時期にある家族を対象者とした、科学的根拠に基づく看護・助産ケア方法の開発や、質の高いケアを提供できる看護職等の育成につながる研究を行っています。

当センターおよび当センターの関連研究一覧
研究題目 期間 研究代表者 外部資金 Status
ハイブリッド型オンライン妊娠糖尿病教室プログラムの開発と有効性の検証 2022~ 能町しのぶ 基盤研究C 進行中
オンラインを使用した看護職による子育てひろばの効果 2022~ 能町しのぶ   進行中
早産ハイリスク妊婦の早産予防のための外来看護支援方略の開発 2022~ 岡邑 和子 基盤研究C 進行中
産婦人科医師と助産師が協働する、産後早期における子育て支援のプログラム検証
‐アクションリサーチの手法を用いて‐
2022~ 松原 朋子 2022年度
兵庫県立大学 特色化戦略推進費
進行中
乳児を養育中の母親が抱く孤独感の構造 2023~ 松原 朋子 2023年度
日本母性看護学会研究助成
進行中
IoTを活用した兵庫県周産期ケア実践力向上プロジェクト
~医師・看護師・助産師の協働により母子の命を守る~
2023~ 能町しのぶ 2023年度
兵庫県立大学 特別研究プロジェクト推進事業費
進行中
産後の母親の孤独感を予防するための、妊娠期からの介入プログラム開発と有用性の検証 2024~ 松原 朋子 基盤研究C 進行中

社会貢献活動

  • 周産期ケア研究センターでは、社会貢献活動として、子育て交流ひろば「るんるんルーム」を企画運営しています。
    子育て交流ひろば「るんるんルーム」は、兵庫県看護協会の「まちの保健室」として、兵庫県立大学看護学部と兵庫県立尼崎総合医療センターが共催して、平成27年11月より開催しています。
    乳幼児とその保護者、妊婦さんとパートナーを対象に、交流の場を提供し、看護師や助産師が常駐して気軽に相談できる場となっています。
    毎月専門職によるショートイベントがあり、ご希望される方には、お子様の体重測定や身長測定を行っています。

    開催日時や場所等については、下記にて情報発信しています。
    「るんるんルーム」の案内 「るんるんルーム」のInstagram
    参加費用は無料ですが、参加には申し込みが必要です。
    「るんるんルーム」の申込
子育て交流ひろば「るんるんルーム」の様子