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GOALS

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2 飢餓をゼロに

化学農薬の代替となる殺菌水の開発

工学研究科

岡 好浩・准教授

水だけを原料とした人体や環境に安心安全な殺菌水を開発しています。近年、農薬抵抗性病害の出現、化学農薬による健康への影響などの問題から、減農薬につながる新たな殺菌剤の開発が求められています。「キャビテーションプラズマ技術」を応用し、植物病原菌に高い効果のある殺菌水を生成することができます。キャビテーションプラズマ殺菌水は化学農薬に依存することのない持続的農業の実現に大きく貢献できると考えています。


気象災害を引き起こす現象のメカニズム解明

減災復興政策研究科

谷口 博・准教授

気象学・気候学は自然科学のなかでも、我々人類の日常生活に密接に関係する学問です。観測データや再解析データ等の解析、 数値シミュレーション、理論計算などの手法を用いて、過去、現在、未来の現象のしくみを明らかにすること、現象の予測可能性やそれらの知見をハザードマップ等へ応用する等、得られた知見が将来の防災・減災に生かされることを目指して教育・研究を行っています。


機能性バイオマス材料の省エネルギー合成プロセスの構築

工学研究科

柿部 剛史・准教授

セルロースやリグニンといった非可食性の植物バイオマスは食料と競合せず、また高分子であるため化石資源に替わるプラスチック材料として期待ができます。私たちは、これら植物バイオマスの誘導体化による機能性材料への変換と、省エネルギーコストでの合成を目指した合成プロセスの構築を行っています。さらに得られたバイオマス誘導体に、生分解性などの機能性を付与することで、環境負荷の低い材料設計を目指しています。


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