© University of Hyogo. All Rights Reserved.
follow us
工学研究科
高垣直尚・准教授
台風は暴風・高潮・大雨により社会に甚大な被害を及ぼします。そのため、私の研究室では、日本に1台しかない台風シミュレーション水槽という超大型海洋模倣実験水槽を使用し、台風の高精度予測モデルの開発を行っています。さらに、地球温暖化の抑制のように、台風も変容させることができれば減災された社会づくりにつながりますので、この可能性も検討しています。工学技術を活用し、海洋エネルギ技術開発も行っています。
https://www.eng.u-hyogo.ac.jp/faculty/takagaki/index.html
減災復興政策研究科
谷口 博・准教授
気象学・気候学は自然科学のなかでも、我々人類の日常生活に密接に関係する学問です。観測データや再解析データ等の解析、 数値シミュレーション、理論計算などの手法を用いて、過去、現在、未来の現象のしくみを明らかにすること、現象の予測可能性やそれらの知見をハザードマップ等へ応用する等、得られた知見が将来の防災・減災に生かされることを目指して教育・研究を行っています。
自然・環境科学研究所
鳴沢真也・専任講師
無数の偶然を乗り越えて進化してきた私たちホモ・サピエンスは極めてレアで貴重な存在です。環境破壊、シンギュラリティ、戦争などで滅びてはなりません。はたして人類は生き延びることができるのでしょうか? ヒントは宇宙における文明数にあります。それは文明の継続年数の平均値に比例するからです。SETI(地球外知的生命探査)による文明数の推察から、逆に私たちの未来を考えます。「人類の行末は宇宙にあり」
柿部 剛史・准教授
セルロースやリグニンといった非可食性の植物バイオマスは食料と競合せず、また高分子であるため化石資源に替わるプラスチック材料として期待ができます。私たちは、これら植物バイオマスの誘導体化による機能性材料への変換と、省エネルギーコストでの合成を目指した合成プロセスの構築を行っています。さらに得られたバイオマス誘導体に、生分解性などの機能性を付与することで、環境負荷の低い材料設計を目指しています。
理学研究科
菓子野康浩・准教授
珪藻は、太陽光を使って、CO2を高付加価値有用物質やバイオ燃料にもなる油脂に変換し、また養殖用餌料としても価値が高い。珪藻の分子育種とともに、野生株の低コスト安定高密度大量培養技術を確立することにより、健康や美容産業等での有用物質の利用、バイオ燃料、養殖用餌料への利用等への展開を念頭に社会実装を目指しています。
その他のゴールの取り組みは、研究取り組み一覧でもご覧頂けます