ゆりの木会館・講堂

講堂とゆりの木会館はいずれも旧制姫路高校時代の建物で、国の登録有形文化財です。ゆりの木会館は昔の本館の前面部分だけを保存したものですが、入り口に残る石造りのアーチには、風格のある建物であった名残を感じることが出来ます。講堂は西洋風の建物に、柱や手すり、天井などに木工細工の細かな装飾が見られ、ステージの背後には半円形の石造りの美しい白いアーチが残されています。どちらも全体のデザインは幾何学的な図形を組み合わせたセセッション風のもので、大正時代のモダンな雰囲気を伝えるものとなっています。

ゆりの木会館

建築年代:大正13年(1924)7月20日
設計:文部省
施工:不詳
備考:国登録有形文化財

横板を重ねていく下見張りの外壁が特徴的で、窓には幾何学的な模様が施され、全体的に洋風な造りになっていますが、換気口や天井の一部には和風のデザインも取り入れられています。環境人間学部の教員、学生の活動の場としてだけでなく、同窓会「ゆりのき会」の拠点としても使用されています。

講堂

建築年代:大正15年(1926)10月30日
設計:文部省
施工:不詳
備考:国登録有形文化財、都市景観重要建築物等(姫路市)

左右対称につくられており、下見張りで、トスカナ式の角柱をもつ玄関ポーチとその上部の切妻破風を両脇の角塔が挟む立体構成をとっています。現在でも環境人間学部のイベント等で使用されています。NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015~2016)のロケでも利用されました。