キャリア教育の考え方

大切なのは自分の価値観

姫路環境人間キャンパスキャリアセンターでは、学生が卒業後の進路を考える際、学生自らが自分の価値観にそって就職先を選び、そこでどう働いていくのかのイメージをしっかり描けることを目標にし、そのための支援を行っています。ここでは、学年ごとにどのようなことを意識して学生生活を送ればいいかを紹介します。

1,2年は経験を積む時期

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いろいろなことに挑戦し、様々な経験を積んでほしいと思います。学業はもちろん、部活動、サークル活動、学生団体の活動、アルバイト、ボランティア活動など、打ち込めるものをみつけ、経験の幅を広げます。

その時に、気を付けてほしいのは、目標をもって活動を行い、そして、振り返りを行うこと。これを繰り返し行うことで、自分の得意とする分野や自分が大切にする考えに自然と気づいていくはずです。

例えば、授業やゼミでレポートを書いたり、プレゼンテーションを行ったりする際には、自分の考えを他者にしっかりと伝わるくらいまでクリアにしていく努力をすることで、自分ならではの考えが浮き彫りになってくるはずです。また、部活動やサークル等、仲間と協力して行う活動を通して、そのグループの中で自分はどのような役割を担うのが得意なのかに気付くはずです。

3年では進路選択の準備を。

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3年生になると、自分の強みが分かってきてそれに磨きをかける時期ですが、同時に、就職活動が近づいてくるなかで、自分の将来をより現実的に考えるようになっていきます。

3年前期の科目「ライフキャリアデザイン」では、今までの経験をもとに、自己の確立を図り、社会人として働く意義を考えて、経験の整理を行い、将来を考える足がかりをみつけてもらいたいと考えています。

インターンシップ・就職活動期

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3年生の夏から始まるインターンシップに参加することが、就職活動の第一歩になります。インターンシップとは就業体験を通して仕事や企業・業界、社会への理解を深めることができる制度のことです。インターンシップを利用して、いろいろな企業・業界を知り、視野を拡げるとともに、自分の価値観に照らし合わせ、自分に合う企業を探していきます。

そして、いよいよ3年後期から業界企業研究会が始まります。兵庫県立大学でも実施している合同企業説明会等に参加して志望する企業を決め、企業の採用スケジュールに沿って活動を進めます。具体的な行動としては、企業にエントリーシートを提出し、面接を繰り返したのち、内定へと至ります。

4年では自らの価値観を確立し進路を決定

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就職活動において面接を何度も経験する中で、改めて自分が見えてきます。そして、就職活動後には自ら研究テーマを決める卒業研究に本格的に取り組みます。このような中で自らの価値観がさらにクリアになってきます。

大学4年間の様々な経験に加え、就職活動や卒業研究への取り組みが、皆さんが社会に出て仕事をするようになったときのしっかりとした土台になるのです。

後で大切になる行動記録

以上のように、自分の価値観や適性を見極めていく上で重要となるのは、自身の行動の記録です。自分が何を考え、どのように行動し、そして、そこで何を感じたのか。こういった記録が次の行動を導いてくれることがあるし、その積み重ねが自分の軸を作る上での材料になります。

記録の方法は、メモや手帳に書く、写真に残す、SNSでつぶやく、などが考えられます。いずれであっても「書き記す」ことが大切です。

環境人間学部では、学内システム「ユニバーサルパスポート」に学びの過程や経験を見える化する「マイステップ」という機能があります。これは、自分の掲げた目標や行動計画、振り返りの内容をウェブ上に記録しておくシステムですので、有効に活用してください。