プロジェクトで実践力を磨く。

プロジェクトって?

写真のイメージ

プロジェクトという言葉はいろいろな意味で使われていますが、ここでは、「数人のグループで、何らかの課題解決や目標達成にむけて様々な取り組みを積み上げていく活動」という意味で用いています。学生のときだけでなく、社会人になってからも多くの仕事はこの形態で行われます。

環境人間学部のカリキュラムの中には、プロジェクトの中核となる話し合いやグループワークを行う機会が多くあり、また、いくつかの演習、実験、実習、専門ゼミではプロジェクトを実践しています。このような経験を通して、コミュニケーションスキルや協働力、計画立案力など、実践力を磨いていきます。

授業の中での話し合い

写真のイメージ

基礎ゼミナールや環境人間学ゼミナール等の少人数クラスだけでなく、多くの授業の中で学生どうしの話し合いが取り入れられており、この中で自分の意見を伝える作法、相手の意見を聴く態度を身につけていきます。また、良い関係性を築いていくための考え方や様々な意見をまとめていく技法を身につけながら、意見の対立を創造的に乗り越えていく体験を積み重ねていきます。

演習・実験・実習でのグループワーク

写真のイメージ

演習、実験、実習といった科目ではグループワークを取り入れているものがあります。グループとして調べ物をして考えをまとめてプレゼンテーションをするというもの、グループで実験を計画・実施してまとめるもの、グループで献立を考え、食材を調達し、調理するというものなど。何度も話し合いをしたり、スケジュールを考えたり、役割分担をしたりする中で、協働力を高めていきます。

専門ゼミでのプロジェクト

写真のイメージ

3年次には全ての学生が専門ゼミナール(研究室)に所属することになりますが、その中で、数か月かけて本格的なプロジェクト活動を実践するところもあります。その内容や形態はゼミによって大きく異なりますが、長期にわたる活動を実践する中で、計画立案のノウハウや実践力を身につけていきます。

多様なプロジェクトの機会

環境人間学部の多くの学生は全学で提供している副専攻プログラムを履修し、その中でプロジェクト活動を行っています。フィールドに出て地域の関係者と交流しながら、他学部の学生とチームを組み、ミーティングやプレゼンテーションを重ねて、地域課題の解決にむけた活動を実践しています。


環境人間学部の附置センターであるエコ・ヒューマン地域連携センターでは、多くの学生団体が自主的な活動として地域で課題解決の活動を行っています。地域の関係者と連携して、地域を盛り上げる活動、環境学習のための活動、子育てを支援する活動などを展開しています。
※現在、新型コロナウィルスの影響で活動が十分に行えていない団体があります。