専門は入学後に決めてもいい。

専門が決められない問題。

勉強や部活で忙しい高校生の段階で、大学で学ぶ専門分野を決めるのは実はとても難しいことだと思います。専門分野は非常に多岐にわたっているし、自分に向いているかは学んでみなければわからないはずです。

環境人間学部では、食環境栄養課程以外は専門を決めずに入学することができます。そして、1年次に様々な教養科目や、系の概要を紹介する科目を受講する中で、自分の興味や適性がどこにあるのか見極めることができます。

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人間分野総合講義シラバス
(人間形成系・国際文化系)

人間の一生を生涯発達の立場からながめ、生涯にわたる心身の成長や発育、発達について、教育学、心理学、健康科学の視点から学びます。

  1.人間形成系の概要とねらい

  2.学校と地域

  3.スマホ時代の子どもたち

  4.兵庫県における多文化共生の課題

  5.人の身体と動きの仕組み

  6.環境人間学と人間分野研究(環境人間学フォーラム)

  7.哲学・倫理学と人間

  8.家族の多様性

  9.異文化に触れる―英語の詩を通して

10.ドイツ文学について

11.アメリカ文学とその背景

12.漢字の歴史と現在

13.言葉の形式と意味:英文法の視点から

14.英語と文学の学び方

15.文化人類学と異文化理解(保留)


環境分野総合講義シラバス
(社会デザイン系・環境デザイン系)

  1.社会デザイン系の教育・研究について

  2.「地球温暖化」への対応—環境と経済のバランス/「環境保全」における行政の役割

  3.「観光振興」に込められた意味について/ よりよい「都市」づくり

  4.「農村」地域の環境づくり/「地域コミュニティ」と地理的環境

  5.社会と「福祉」の関わりについて/「防災」におけるコミュニケーションのあり方

  6.環境人間学フォーラムへの参加

  7.「コミュニケーション」のデザイン/ 社会における「メディア」の役割

  8.まとめとディスカッション

  9.地球・地域環境における大気と水

10.地球環境に適応した生物とその生態・環境を守り、生活を豊かにする材料

11.環境科学分野への情報技術の活用

12.気候風土と快適な住まいの環境 / 高齢者と住環境

13.住居と生活文化の多様性とこれから/ 建築史・意匠を学ぶ意義

14.現代建築における建築計画の役割/ 建築への「問い」の重要性

15.まとめ